
・弾き語りの配信を始めたいんだけどおすすめのアプリは?
・SNSのフォロワー多くなくても大丈夫かな?
・本格的な配信機材とかなくても大丈夫かな?
今日はそんな疑問、不安を解消しましょう!
本記事の内容
プロシンガーとして歌うお仕事をして約15年、ネットラジオやYoutubeの収録も合わせると、演奏しない日はない。NHKの「クローズアップ現代」にも出演し、ジョン・レノンの弾き語りもさせてもらった。
そんなトミーがギター、弾き語りを始めたばかり、またはこれから始めようというあなたの悩みにお答えしていきます!
1.僕が使っている弾き語り配信のアプリ、サービス
弾き語り、歌ってみた配信のアプリ、サービスにはどんなのがあるんだろう?
本当にたくさんのアプリ・サービスがある中、僕が実際に今も使っている、使ったことがあるものだけを紹介しようと思う。
自分が使ったことのないアプリとかサービスをずらずら説明しているだけのサイトもあるけど、それは僕の本意ではないからね。
Spoon
まずは僕がラジオ番組を配信しようと思って使い始めたのが、Spoon
この配信サービスの特徴は
- 音声のみの配信なので顔出しする必要がない
- 生のライブ配信もできるし、事前に録音済みの弾き語り音源等をアップすることもできる
- 投げ銭制度あり
- ライブ配信中にリスナーとチャットでコミュニケーションが取れる
- アプリを閉じてもバックグラウンドで再生し続けることが可能
僕にとっては3〜40分の長さの作り込んだ音源をアップできるのと、リスナーさんがバックグラウンドで再生できるっていうのが決め手だったよ。
どういうことかって言うと、聞いてる時にLINEとか他のアプリを使っても音が流れ続けてくれるから、リスナーさんにとっても便利な機能だと思う。
Youtubeとかだと再生中に他のアプリを開いちゃうと、閉じてしまうよね。
それと作った音源をアップできる機能(SpoonではCASTと呼ぶ)
というか僕はSpoonでは生のLIVE配信はしたことなくて、CASTでラジオ番組と1曲の弾き語り音源をアップするのに使ってる。
配信するコンテンツのジャンルも指定できて「弾き語り」や「歌ってみた」「本格ラジオ」「語り」みたいに、いろいろ指定できるのでわかりやすい。
逆に動画としての配信はできない音声オンリーなので、顔出ししていきたい人には向かないかな。
ツイキャス
コロナの影響でライブが中止になったり、僕が出演しているお店が休業したりってなった時に、自宅から弾き語りライブをしようと思って使い出したのがツイキャス
普通にライブ配信するだけなら、アプリから「ライブ」をタップするだけで配信できるお手軽さだ。
僕はツイキャスでは、事前にチケットを買ってくれた人だけが見れるプレミア配信という機能で収益化もしているよ。
投げ銭と違って決まった値段で収益が発生するので、無料の配信でファンを獲得したらプレミア配信にチャレンジしてみるのもアリだと思います。

Youtube
なんと言っても動画配信最大のプラットフォームYoutube
普通に弾き語りした動画を撮影して、自分のチャンネルにアップするのもいいし、YoutubeLiveという生配信の機能もある。
ただYoutubeLiveはスマホで配信するにはチャンネル登録者数の条件があったりするので、スマホで手軽に、という人には向かないかな。
収益化もチャンネル登録者1000人以上じゃないとできないので、ハードルは高いと言えるね。
2.SNSのフォロワー少なくて弾き語り配信しても大丈夫?
という心配をしている人もいるかもですが、全然問題ないです。
インスタライブやYoutubeLiveのチャンネル登録者限定配信とかだと、フォロワー数やチャンネル登録者数に影響されるけど、不特定多数の配信ならフォロワー数を気にする必要は全然ないよ。
Spoonだと始めたばかりのDJさん(Spoonでは配信者をそう呼ぶ)でも、新着Liveや新着Castに上がってくるので、初見の人にも聴いてもらえる可能性はある!
なので、SNSのフォロワー数とか気にする必要はありません。
3.スマホだけで弾き方り配信するコツ
動画で配信するにせよ音声のみで配信するにせよ、弾き語りを配信するなら音が命、音が良くないと印象が悪くなってしまうよね。
歌がうまくても、ギターの音量が大きすぎて歌が聞こえづらかったり、なんかすごい遠くで演奏してるみたいな感じだったり、ノイズが多かったり・・・
もちろん良いマイクや機材を揃えたら音が良くなるのは当たり前なんだけど、始めからそんなお金はかけたくない、とりあえずスマホだけでできないかな、という人は多いと思う。
ドラムの入ったバンドの大音量は厳しいけど、弾き語りならスマホだけでもじゅうぶんいけるよ。
カメラもマイクも結構性能いいしね。
ノー機材、スマホオンリーで弾き語り配信する時に、気をつけるポイントはただ1つ
スマホを置く位置
当たり前っちゃ当たり前だけど、ギターと歌を分けて録らない一発録りの場合、ギターと歌の音量バランスはスマホが置かれている高さと、自分からの距離で大きく変わる。
どのへんに置くかは録る部屋の環境や、自分のギターや歌の音量にもよるので一概には言えないけど、スマホのマイク部分は自分の口の高さにするのがいいと思う。
ギターの正面にすると、ギターの音量が大きくなってしまうからね。
なのでベストな位置関係を探るために、スマホの位置を変えながら本番のように弾き語りを撮影してみよう。そしてベストな位置がわかったらメモるなりして覚えておこう!
もしお金をかける余裕があるなら、スマホに接続できる外部マイクを購入してみよう。
安いものでも、外部マイクがあるとないでは全然音質が変わるし、スマホのマイクに不満が出てきたら購入を検討してみてもいいと思う。
僕が使っているのはShureのMV88というちょっと高価なやつだけど、音質は抜群のステレオコンデンサーマイクだ。
まとめ

顔出しなしで弾き語り音声のみで配信したり、録音したものをアップしたいならSpoon、映像ありならツイキャスかYoutube
SNSのフォロワー数は気にしなくていいし、機材はスマホだけでも最初はOK!
とにかくやってみることが大切だから、失敗を恐れずどんどんやってみよう!
SPOONで僕がラジオ番組を配信するにあたっての著作権の話とか